こんにちは 「特定居宅介護支援事業所 奏」管理者の山内です。
あの日から14年が経ちました。
2011年3月11日午後2時46分、皆さんは何をしていましたか?
私は前の職場で介護支援専門員として働いていました。午前中からの訪問が無事に終わり記録など入力が終わったので、遅めのお昼ご飯を食べていたときの事でした。今でもあの時、事務所内がかなり揺れたこと鮮明に覚えています。
毎年この頃になると、その当時の映像や14年経った今でも決して消えることのない記憶と共に過ごしている方々のお話などを聞くことも多くなります。
突然起こった震災
もしかしたら明日、いや今日これから起こるかもしれないことを考えると、様々なことを考えて準備としていく言うことを考え、振り返りができます。
物品等の準備に関しては、必ずいろいろなお店で防災コーナーなどが設置されるようになり、必要なものを一括して揃えたり、非常用で準備している食べ物や飲み物など賞味期限切れなどを再度確認しています。
ただ、前もって準備することができないものもあり、それは気持ちを伝えることです。
「いきなりのことで、一瞬のことで」
皆さんには家族や親族や友人や知人、職場の方々や気兼ねなく話せる方々たくさんいるかと思います。よく別れるときに「またね」と言って別れることが多いですが、その次がいつあるのかわからず、もしかしたらその次はないかもしれません。
普段口にすることがない感謝の言葉はなかなか言おうと思ってもでず、「さぁ、伝えよう」と思ったときには時には既に遅しと言うこともあるでしょう。
その時に、後から「あの時伝えておけばよかった、あの時話しておけばよかった」と後悔することが多いです。私もその1人です。
言葉だけではなく、文字や表情やただ傍にいるだけでも伝わると思います。
皆さんは日頃の感謝の気持ちや思いをしっかりと伝えることができていますか?
このコラムを見て、家族や友人や知人、もちろんペットへもなかなか会えない人や、久しく連絡を取ってない人など改めて感謝の気持ちや日ごろの思いを伝えてみてはどうでしょうか?
伝えた一言で気持ちが変わるためにも
いつまでも変わらない笑顔のためにも
そして、最後まで後悔しないためにも