居宅コラム

居宅介護支援事業所 寿 に新しく仲間に加わりました Kです。 よろしくお願い致します。
「介護とは親が命がけでする、最後の子育て」。。。
数年前、友人から親の介護を終え、その気持ちを本として纏め送ってくれました。私が、介護現場にいることをしていたので、きっと役に立つと思ったことでしょう。
都内に住んでいる彼女は、16年間の間、父親と母親を在宅で看取りました。経験のない介護に奮闘する家族に心境、加齢とともに訪れる病状を受け入れられない現実、介護サービスを受けながらの葛藤を、時間と共に乗り越えたようで、介護を通じて「生きるとは」を学び、科学的な人生学を体験することが出来たと述べています。
彼女が本で紹介した、手紙「親愛なる子供たちへ」 樋口了一さんの歌詞の一部を載せます。
年老いた私がある日、今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解してほしい
私が服の上に食べ物をこぼしても靴ひもを結び忘れても
あなたにいろんなことを教えたように見守ってほしい
あなたと話をするとき、何度も何度も繰り返しをしても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいてほしい
あなたにせがまれて繰り返しても読んだ絵本のあたたかな結末は
いつもおなじでも私の心を平和にしてくれた。。。続き
私たちは「礎」の仲間、「在宅介護の土台」を作り上げるため導かれた仲間である。一人一人が置かれたその場で、頑丈な基礎を作ることが出来るとすれば、その上に素晴らしい城を建てることが可能となる。私たちワンチームは、今日も、明日も、このような希望を持ち続けてほしい。

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