見直してみませんか?災害時の備え

コラム

特定居宅介護支援事業所奏 Kです。
2024年がスタートしました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
この度 能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

日本は世界有数の地震大国でこれまでも多くの地震による災害を経験してきました。
突然、襲ってくる地震や災害から身を守る為、日ごろからの備えを皆様と一緒に見直してみたいと思います。

① 身の安全の備えとして自宅内の家具類の転倒、転落防止の対策
・ケガの防止やもしもの時の避難時に支障のないよう家具の配置を見直してみましょう。
・転倒防止金具等を使い固定し倒れにくくしておく
・食器戸棚や窓等、飛散防止フィルムを貼りガラスが飛散しないようにしておく

② 非常用品の備え
・停電に備え懐中電灯やラジオ等すぐに使える場所に置いておく。
・この時期、冬の寒さ対策ができる用品の備え
・スマートフォンの予備バッテリーや必要な電源の確保
・両手が使えるようリュックサックなどに避難時の必要なものをまとめてすぐに持ち出せる場所に置いておく(食料品・飲料水・薬・救急用品・軍手・スニーカータオル等)

③ 避難時の確認
・家族で避難場所や避難経路を確認する
・帰宅困難になったり離れ離れになった場合の安否確認の方法や集合場所を決めておく

行政により異なりますが越谷市では『災害時要援護者避難支援制度』があります。
災害時、自らの力で避難することが困難な方が事前に登録しあらかじめ市と避難支援者が情報共有しておくことで災害が発生した際、地域の方々が中心となり要援護者の避難支援を行う制度です。登録や申請が必要となりますのでこのような情報も確認しておくとよいかもしれませんね。
わたしたちケアマネージャーもハザードマップを確認し地域にどのようなリスクが潜んでいるか、万が一の際の避難経路や避難場所等確認をしています。
担当させていただいているご利用者様には独居の方やすぐに避難のできない方、酸素をお使いになられている方など様々な対応を想定しなければなりません。
ご家族様とはもちろん、自治体や病院、他居宅介護支援事業所等とも連携をし今できる備えを日々確認していこうと思います。
不安な日々を過ごされている皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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