2月 寿コラム

コラム

皆様、こんにちは。居宅介護支援事業所 寿のMです。
寿へ入社して早2年半。日々ケアマネ業務に追われています。
前回のコラムでもお話ししたかもしれませんが、居宅のケアマネジャーを始めたのは、この寿が初めてです。
ですので、まだまだわからないことも多く、先輩ケアマネの方々に助けてもらいながら、なんとかやっております。

2年半の間でいろいろな方を担当させていただていますが、以前担当した方のお話です。
男性の方でお一人で生活されていましたが、脳梗塞を起こし軽度の片麻痺が残り、介護認定を申請し包括より依頼のあった方です。
ご家族は近くに娘さんがおりましたが、あまり協力的でなくご本人もその時はまだ判断能力があった為、サービスの調整等はご本人と話し合い決めていました。
しかし、体調不良もあり徐々に今までできていたことができなくなり、その頃には近くにいた娘さんも諸事情により引っ越され、連絡もあまりとれない状況になっていました。

その矢先に買い物で外出した際、自宅前で転倒してしまい救急車を要請。
その日は休みでしたが朝から会社携帯が鳴り「家族と連絡がとれない」と救急隊から電話が入り、いつかの訪問の時にご本人のお姉さんの連絡先をかろうじて聞いていたので、私から連絡をして救急隊に繋げることができ対応していただく事ができました。
搬送され結果、足を骨折され入院となりリハビリを経て自宅に帰ってこられ、お一人での生活を再開されましたが、やはりお一人で生活するには難しかったようで、その後1ケ月半後にはサービス付高齢者住宅へ転居となり、そこのケアマネジャーに担当を引き継ぐことになりました。

お会いするのも最後だと思い転居する日にはお見送りに行きました。
ご本人、お姉さんから「今までありがとうございました」とお礼を言われ担当させていただき良かったと思う反面、せっかく退院して自宅に戻れたのに僅か1ヶ月半足らずで転居となってしまい、申し訳ない気持ちにもなりました。
自分の力不足もあったのかなと・・・

今回お話ししたようなケースや困難ケース、今も現在進行形で動いているケースなど様々なケースがありますが、私が今後もケアマネジャーを続けていくには、難しい案件は避けていきたい気持ちもありますが、それを乗り越えていくことで自分にとっても勉強になりますし、ご利用者様、ご家族様の気持ちに寄り添えるケアマネジャーに近づけるのかなと思います。
今回はこの辺で。

最後に拙い文章で失礼致しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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