こんにちは、「特定居宅介護支援事業所 奏」管理者です。
ようやく10月、まだ夏のような暑さの日もあり、日々体調管理に気をつけて過ごしています💦
先月末、私たち事業所の担当地区の地域包括主催「地域包括支援ネットワーク会議」が開催され、ケアマネージャー全員で参加しました。令和7年度は第一回目ですが、事業所が開所してから数回参加しております。
今回のネットワーク会議の議題は「避難所運営ゲーム(HUG)について学ぼう」です。避難場所として市内の小学校への設定で机いっぱいに広げた紙に、校庭や体育館や教室と書き込んだ中で避難所を設置していく内容でした。
代表の方が1枚1枚カードを読み上げていき、そのカードには年齢や性別や身体の状態が細かく記載されており、震災水害で家の損害も一部なのか全壊なのかによっても振り分けは変わってきました。「子ども達だけで避難所にきた」、「夫は仕事中で、幼い子どもを連れた母親は妊娠中」、「両親と一緒に避難、持病に糖尿病あり」など本当に細かい内容のカードでした。「この人はどこの位置に避難所してもらう?」と色々と考えてしまうと位置を決めるのは容易ではなく、これから避難してくる人もいるので考えながら、時には真剣に時には笑いながらの楽しいチームで作成しました。
実際に市役所職員の到着が遅い場合、地元の人だけでそこにいる人だけで避難所の設立や避難場所での避難位置を決めなくてはならないと言うことを考えると、今回は運営ゲームとして行いましたが、実際に起きたときには、「一刻を争ったり」、「状態を見ながらパニックになった人たちを支えたり」現場は大変なことになるそんな場面にならずに、日頃から地域の連携強化と支え合いは必要と感じた2時間でした。
次回は、どんなネットワーク会議になるのか楽しみです。
