こんにちは、管理者の名倉です。年度末、新年度スタートと慌ただしい生活を送っている方も多くいるかと思います。
私も、仕事や子供の行事等で忙しい日々を過ごしておりますが、先日うれしい贈り物がありました。
それは、社内の広報課で企画してくださったサンクスカードを頂いたことです。
感謝のメッセージがたくさん書かれていてすごく嬉しかったです。何歳になっても褒められることは、嬉しいですよね。
今後、心が折れそうになったとき、このカードから元気をもらえる気がしております。
企画してくれた方、メッセージを下さった方、ありがとうございます。
この温かい気持ちを持ちながら、福祉の仕事を頑張っていきたいと思っている今日この頃です。
さて、今回のテーマは、ケアマネジャーの仕事をしている中で心がけていること、です。
ケアマネジャーは、介護を必要としている方が介護保険サービスを受けられるように、
ケアプランの作成、自治体やサービス提供事業者との連絡調整を行う役割を担っています。
このケアプランの作成ですが、ここにケアマネジャーの知識や経験が大きく反映されます。
そして、ケアプランは利用者様の自立に向けた支援計画なので、利用者様の生活を知ることはすごく重要なことになります。
ここで私が心がけていることになるのですが、私は利用者様の生活を知るために、
利用者様の自宅付近を散策することを心がけています。新しく利用者様を担当するとき、
必ずご近所を歩くようにしています。歩くことで、段差が多い道路だな、買い物する場所が近くて便がいいな、
など利用者様の生活環境を知ることができます。このことはケアプラン作成にも役に立ちますが、
利用者様との話のネタにも役に立ちます。お隣のお庭のお花がきれいですね、など。
最近の例で言いますと、右半身麻痺の利用者様、読書と買い物が好きとのことで、
散策の際に発見した本屋さんをケアプランに盛り込みました。
『自宅から300mくらい先の本屋さんへ本を買いに行くことができる』を長期目標にしました。
本屋に行けるのならリハビリをがんばります、とすごく意欲的になってくれました。
ご自宅の近くに川がある利用者さんには、「あの川で釣りをしている方をよく見かけるのですが、何が釣れるのですか?」
と聞いて、釣りの話で話が1時間以上盛り上がったこともあります。
刑事ドラマなどで「捜査は足で稼ぐ」などのセリフがありますが、まさにそれが私の心がけていることになります。
この散策ですが、自分の気持ちが明るい気持ちでないと効果を発揮することができません。
悩みがあるとき、悲しい時はやはり自分のことで頭がいっぱいになってしまいますので。
ですので、冒頭にお話ししましたサンクスカードは、私の仕事において重要な意味を持ちます。本当にありがとうございます。
私自身も感謝の気持ちを忘れず、これからも季節を感じながら、歩いて情報収集していきたいと思います。