介護にかかるお金について(介護費・医療費・介護保険料)

コラム

こんにちは
特定居宅介護支援事業所奏のケアマネージャーです。
気持ちよい季節となりました!
さて3年ぶりの行動制限のないゴールデンウィークとなりましたが
皆さまはどのように過ごされましたか?
私はと言えばたまっていた仕事を片付け、これまたたまっていた家事をおこない
(何事もためすぎですね・・・)、愛犬とドックランに行きとあっという間に
連休が終わってしまいました。
リフレッシュできたので明日からも新鮮な気持ちで過ごせたらと思っています。

今回は「介護にかかるお金のいろいろ」というテーマでお伝えできたらと思います。
介護にかかるお金と言ってもその方の疾病、所得、介護者の有無等により異なります。
又、施設で過ごされるのかご自宅で過ごされるのかによっても変わってくるかと思います。
今日は住み慣れたご自宅で介護保険のサービスを利用しながら生活をされている方の
例をあげながら介護にかかるお金を紹介していきます

『介護保険制度』という制度をご存じでしょうか?
40歳以上の方が被保険者となり保険料を納め介護が必要になった時に
費用の一部を負担し必要な介護サービスが受ける事ができるものです。
サービスを利用するためには申請を行い認定調査や主治医意見書をもとに
審査が行われ認定の結果が通知されます。
認定された区分により利用できる限度額が決められています。
この範囲内でサービスを利用する場合の自己負担は原則1割(一定以上所得者は2割又は3割)です。

では要介護2の方のケアプランを見てみましょう
【ご本人様の希望】
・一人暮らし
・一人でお風呂に入ることが不安なので手伝ってもらいたい
・リハビリをしていつまでも自分の足で歩きたい
・要介護2
・1か月の利用限度額/19705単位
【介護保険サービス】
・通所介護(デイサービス)週3回 入浴、リハビリ等
→1か月 13回利用で11480単位
・訪問介護(ヘルパーによる生活援助)週1回 買い物代行
→1か月 4回利用で1268単位
・福祉用具 特殊寝台、手すり、歩行器のレンタル
→1か月 1800単位
計14548単位がご利用者様の負担となります。
(事業所により加算等が異なる為、おおよその目安となります)
この他、おむつ代や診療代、薬代等必要な費用がかかります。

介護にかかるお金は様々です。いつまで続くかわからない為、
経済的な心配も大きくなると思います。
介護費や医療費が高額になった際、申請により負担軽減制度等もあります。

お困りな事があればぜひお気軽に
特定居宅介護支援事業所奏のケアマネージャーにいつでもご相談ください!

関連記事

カテゴリー

アーカイブ