ケママネージャーとして心掛けていること

コラム

皆さまこんにちは。
10月に入り食欲が増してきまして、気づくといつもお腹がすいている、居宅介護支援事業所寿のSと申します。ケアマネージャーの仕事につく前は、デイサービスの介護職員を経て、生活相談員として従事しお話し好きな職員たちとテンション高めに、利用者様と日々楽しく過ごしていました。
いつか自分が要介護となっても、こんなに楽しい所に通えるならいいかも!と思っています。
それぞれの利用者様が利用しているサービスは組み合わせが様々で、他のデイサービスも興味深い特徴がありますし、いつしか、楽しく毎日を過ごしてもらえるような介護サービスを提案するケアマネージャーになってみたいと思い今に至ります。

初めて利用者様やご家族様にお会いする時は、お互いに緊張してしまいますが、少しでも緊張がほぐれるように、ご挨拶したあとに難しい話しから始めず、部屋の中に飾られてある表彰されたものや趣味のものを見せてもらったりして、今までの生活や活動してきたことをうかがうようにしています。
もし私と共通したことがあれば、次回訪問した際に話しを展開して、堅苦しい場とならないよう、リラックスしてお互いに話しやすくなるよう心掛けています。
ご縁あって担当させていただく利用者様の気持ちを大切にしたいです。
やってみたいなあ!と思っていること、まだまだ出来るぞ!ということを一緒に考えていって、ご家族様も介護に対して、共にわくわくするような在宅生活と住環境を提案していこうと心掛けています。
介護業界に従事する前は、建築業界で仕事をしておりまして、住宅内の動線確認や建築工事に関することはちょっと知識があります。ご自宅内に装飾しているもの、配置している家具、利用者様のいつものお気に入りの居場所を見るのが楽しみなのです。その方の生活暦を垣間見ることが出来たり想像したりして、必要なサービスやサービス内容を相談していきたいと思っています。
また、介護者となるご家族様にとって介護は大変だ!と思うのは当然です。親子だから、兄弟だから、言えること言えないことがあります。
私は両親がすでに他界し、十分な介護をしてあげられなかったと後悔しています。関わるご家族様へ、直接上手に介護が出来なくても、せめて気持ちに寄り添って、今を受け入れられますよう、悔いがないように、とお話していこうと思います。

いつも私の訪問を待っていてくれる利用者様やご家族様へ携われることに感謝しています。各サービス事業者や同僚から教わることがたくさんあり、頼もしい方々に囲まれながら、これからも日々学ばせていただき、皆さまとの出会いに感謝してまいります。

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